22年3月 東北旅行

私は事あるごとに冬の北海道に行きたいということを言っているのだが、今年はコロナによって行く日が3月半ばまでずれこんだこともあり断念せざるを得なかった。そのため今回は北海道・東日本パスを利用した東北旅行になった。

 

<1日目>

ここ2週間ほど昼夜逆転までは行かないにも、朝寝て昼過ぎに起きるといった睡眠サイクルを繰り返していた私はこの日の4時半起きが一番きつかった。しかも前日に昼寝と称して2時間寝ている。寝れるわけがない。0時に寝床に入るも寝れずに2時間半が経過し、起きて作業をした結果眠くなり3時過ぎに就寝。僅か1時間の睡眠となり非常にきつい。

 

さて、4時半に起きて準備する。今回はまず神戸空港に向かう。いくら6時とはいえ3月9日という日では意外と明るい。JRで西に向かい三ノ宮でポートライナーへ乗り換え神戸空港に7:40に到着。朝食を食べる間もなく8:30のスカイマーク仙台空港へ。

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寝ようと思っていたのだが眠れず9:50定刻で仙台空港着。写真もほどほどに仙台駅へ向かい

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これを購入。18きっぷとほぼ同じ値段で1週間JR東と北に限るが普通と快速乗り放題という代物だ。

しかし、朝食をとっていない私は空腹であるためにすぐさま昼食をとった。仙台駅の3階部分の牛タン店にて昼食。
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流石の美味である。

 

時間に余裕があったため先に荷物を預けることに。仙台駅の地下から出てる仙石線で海岸沿いへ。陸前原ノ町を出ると地上へ。中野栄からは未乗区間。高架化された塩釜市内を通過し左に東北本線が見えると右は海である。景色の変化を楽しむうちに松島海岸駅に到着。荷物を預けてすぐさま折り返し本塩釜へ戻る。鹽竈神社の観光時間は1時間である。

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15分ほど歩くと参道なのだが...これである。


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???????????


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流石にしんどい。

 

しかしゆっくり休んでいる時間がある訳でもなくそそくさとお参りして来た道を戻る訳ではなく別ルートから駅に戻る。駅に戻ると発車8分前だった。

本塩釜から仙石線に乗車し再び松島海岸駅に到着すると次は15時発の観光船が待っている。乗船するはf:id:nanasaya2562:20220317151433j:image

こちら。50分の乗船である。2階のグリーン席に500円課金した。しかし結構混んでいた印象だった。


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鹽竈神社までは晴れていたのだが松島観光船の時は一気に曇り、かつ非常に雲が厚く15時とは思えない暗さだった。予定通り15:50に戻ってくる。

 

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待合室に居た。

 

 

次に乗るは松島発17時丁度。徒歩15分程度のためゆっくりしてから行った。この段階で同行者のキャリーバッグが破損した。直ることなく最終日まで後を引いた。

 

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道中の仙石線の橋梁


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工事により途中で切られた歩道橋

 

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発車30分前に到着


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上野というのは往時の名残なのだろうか


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きれいなカーブの途中にある駅


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四季島が経由するらしい。今後数十年縁がない列車である。

 

松島17:05発の小牛田行で出発する。乗車率は6割程度か。仙石線石巻へ向けて海岸沿いを進むのに対し、東北本線は進路を北に向ける。すでに暗くなり始めている田園地帯を20分ほど駆け抜け小牛田へ。少しの乗り換えで一ノ関行きへ乗車。すでに真っ暗であかりもまばらだが突き進む。一ノ関でも乗り換え時間は短く盛岡行きに乗り換え。

宮城県内に市街地では欠片も見せなかった雪がここで初めて現れた。最初に気づいたのは六原駅だった。丁度一ノ関と盛岡の半分の地点である。さらに進むと盛岡駅に到着。20時過ぎであった。

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なんか四季島がいた。

 

夕食は...

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ぴょんぴょん舎のテイクアウトである。うまい。え?冷麺?

...ノーコメントで。

 

翌日も早いので早く寝ることにする。

 

1日目の旅程

神戸空港発8:30 SKY152便 仙台空港

仙台空港着9:50

仙台空港発10:07 1321M 仙台行

仙台着10:35

仙台発12:21 1231S 石巻

松島海岸着13:04

松島海岸発13:12 1222S あおば通

本塩釜着13:22

本塩釜発14:22 1331S 高城町

松島海岸着14:32

松島港発15:00 松島島巡り観光船 7便

松島港着15:50

松島発17:05 2549M 小牛田行

小牛田着17:25

小牛田発17:35 559M 一ノ関行

一ノ関着18:21

一ノ関発18:29 1549M 盛岡行

盛岡着20:07

 

 

<2日目>

今日も今日とて4時半起きである。

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本当に真っ暗である。

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1日たった4往復の赤渕-田沢湖間を普通で抜ける列車だ。この次は14時台までない。見えにくいが四季島がいる。

乗客僅か5名で盛岡を出発すると新幹線も走っていないこの時間帯の田沢湖線を約時速100kmで駆け抜ける。関西より幾分か東の岩手は夜明けも早い。5時半を過ぎるとかなり明るくなる。

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5:40頃撮影 仙岩峠に挑む少し手前である。

赤渕で8分停車し仙岩トンネルを抜けると田沢湖である。ここからは濃霧が激しい。
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少し先すら見えない状況であった。おそらく神代-生田間であるだろうがよくわからない。それから約30分で大曲に到着する。

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まぁ何も見えないこと。大曲は15分ほどの滞在で秋田へ。湯沢始発の快速で大曲からは刈和野、和田、四ツ小屋にのみ停車し秋田へ向かう。通勤通学用の列車で座れなかったがまぁたかが45分だった。

7:55定刻で秋田に到着。15分の乗り換えで

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リゾートしらかみに乗車。しらかみは4号に19年7月に乗って以来である。今回の乗車時間は2時間。奥羽本線東能代までの1時間は朝早かったために寝てしまった。能代駅のバスケットゴールを横目に出発するといよいよ海岸線。

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冬の日本海ではあるが波は穏やかである。

 

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10:38に着いた。目指すは不老ふ死温泉。送迎バスが駅前まで来ている。

不老ふ死温泉日本海に隣接(?)している露天風呂が有名である。内湯で体を流してから露天風呂へ向かうと風が強い。しかし、日本海は荒れていないため遠くの船まで見えた。露天風呂の温度は丁度良く時間が許せば1日中滞在できただろう。

しかし、2時間という滞在時間はあまりに短く中途半端な感じになってしまった。再訪の理由ができたこととしよう。

ウェスパ椿山発12:24の列車に合わせて送迎してもらい乗車。深浦、鯵ヶ沢での長時間停車を経て五所川原に14:28に到着。

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ここからは津軽鉄道。行きは普通に乗車し帰りにストーブ列車に乗る算段を立てた。

 

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閑散期であるためメロス列車とそれに引かれたストーブ列車のみとなった列車は津軽五所川原駅を発つ。夕暮れ時で車内が混雑する中雪が積もった田畑のど真ん中を突っ走る。金木で列車交換を行い津軽中里に着いたのは15:33。駅には津軽の森林鉄道に関する資料が多く載っていた。

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ここが今回の旅の最北端となった。


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交換作業をしていた。

 

さて、帰りこそストーブ列車である。

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適宜乗務員が石炭を補充していた。


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硬券というのがまた雰囲気として素晴らしい


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広い雪原の奥に岩木山が見える

 

途中から普通車は高校生でいっぱいになった。五所川原駅は高校生でごった返していた。次の五所川原発は16:46。深浦始発でこれもまた高校生が大量に降りて大量に乗った。弘前までは立ちである。

 

右手に岩木山を見ながら進むとあっという間に弘前に到着。すぐの乗り換えで秋田へ。日が暮れてからの移動は今回の旅では常用する。

弘前発17:39の秋田行きは夕暮れ時の出発。乗車率は3割程度だった。そして、すぐさま日が暮れる。

碇ヶ関から矢立峠を越え米代川水系に入ると大館。鷹ノ巣二ツ井を通り過ぎると東能代。ここから秋田まで1時間で朝通った区間。しかし、今度も真っ暗で八郎潟もなにも分からなかった。

20:09定刻で秋田に到着。

 

夕食は近場の居酒屋できりたんぽ鍋。

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冷えた体に鍋のスープときりたんぽがよく染みた。〆の雑炊は失敗だった。なんで米と米なんだ。

 

2日目の旅程

盛岡発5:20 821M 大曲行

大曲着6:52

大曲発7:10 3427M 快速 秋田行

秋田着7:55

秋田発8:20 8621D 快速 リゾートしらかみ1号 青森行 

ウェスパ椿山着10:38

ウェスパ椿山発12:24 2531D 弘前

五所川原着14:28

津軽五所川原発14:48 155 津軽中里行

津軽中里着15:33

津軽中里発15:54 156 津軽五所川原

津軽五所川原着16:38

五所川原発16:46 2835D 弘前

弘前着17:37

弘前発17:39 1672M 秋田行

秋田着20:09

 

 

<3日目>

本日の朝は微妙に早い。

さらに新幹線に3回乗車するとても贅沢な日である。

8時前に駅についてお土産を購入。

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8:11のこまち14号で秋田を離脱。昨日快速で抜けた部分を新幹線で再び内陸部へ戻る。大曲で方向が

変わると間もなく角館に到着。僅か40分の乗車であった。

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駅前でもこの積雪である。ここから武家屋敷方面に観光へ行く。

 

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メインストリートの一つ


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柳家を観光。中央の庭園の周囲に建物がある屋敷である。しかし積雪のため庭園は真っ白で何があるかわからなかった。


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春に来たら綺麗なのかと考えると再訪を考えざるを得ない。


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冬とこのご時世ということもあり、観光できた武家屋敷は青柳家のみだった。しかし、青柳家では多くの資料が展示されており非常に興味深かった。


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角館小学校跡の碑なのだが8割ほど埋まってしまっている。


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ここも春は綺麗なのだろうか。


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昼食は親子丼と稲庭うどんのセット。非常に美味であった。

 

時間なので角館を去る。再び駅まで15分程歩き新幹線に乗車。

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今度は折り返して大曲まで。特徴的な終端部である。

大曲からは奥羽本線で南下。13時少し前の普通列車で新庄へ。大曲からは乗車率5~60%といったところか。田畑の残雪からの太陽光の照り返しが非常に眩しい。横手、湯沢と乗客を多く降ろす駅を通り過ぎ、秋田側最後の大きな街がある横堀で乗客は10名ほどに。秋田県側最後の駅である院内を過ぎると雄勝峠越えに差し掛かり峠をトンネルで越える。

トンネルを抜けると....景色はさして変わらない。雄物川に沿って登った峠を今度は真室川に沿って下る。そうするとあっという間に新庄に到着した。


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今日はよく晴れていた。

 

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手前は標準軌で奥は狭軌である。昔は繋がっていたのだろうか。


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ここからは少しながら新幹線。本日(3/11)が最後となった山形新幹線自由席で大石田まで。僅か16分の乗車である。


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大石田着。この時点でだいぶ陽が傾いているがここから今日のメインディッシュである。

 

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バスに揺られること約40分。


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銀山温泉に到着した。この時点で時間は16時半であった。


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疏水坑。ここから先の滝などは雪で封鎖されていた。


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少し戻ったところ。


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よく冷えていた今日、ぜんざいで体を温める。


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17:40頃に陽が見えなくなると一気に暗くなる。僅か10分程度ですぐ暗くなる。


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温泉に1秒たりとも浸かってないが銀山温泉を去る。


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18時過ぎに大石田へ戻るバスは非常に混雑していた。19時前に大石田駅に到着。もちろんすでに真っ暗である。19:36発までの40分を待合室で待ち、やっときた列車に乗車。真っ暗の尾花沢盆地から村山盆地を駆け抜けて50分で山形駅へ。ホテルチェックインはもう21時になろうというところであった。

 

3日目の旅程

秋田発8:11 3014M こまち14号 東京行

角館着8:55

角館発12:18 3011M こまち11号 秋田行

大曲着12:29

大曲発12:51 2440M 新庄行

新庄着14:48

新庄発15:17 150M つばさ150号 東京行

大石田着15:33

大石田駅発15:55 はながさバス 705-10 銀山温泉

銀山温泉着16:31

銀山温泉発18:21 はながさバス 705-13 大石田駅

大石田駅着18:55

大石田発19:36 1450M 山形行 

山形着20:27

 

<4日目>

今日は朝一で観光である。山形城跡である。

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雪と時間で封鎖されている。


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なんかかっこいいね。

 

さて、出発の時間。8:42発の普通列車で出発する。昨日暗闇の中通過した部分を戻る。残雪が眩しいのは変わらず新庄へ向かう。1時間ちょっとで新庄に到着すると20分の乗り換えでキハ110に乗車。混雑していた。

 

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最上川沿いに日本海まで下る。約45分で余目へ。更に羽越本線で河口へ向かい11:24に酒田に到着した。

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昼食は酒田ラーメン煮干醤油のあっさりとしたスープが美味である。


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鳥海山が遠くに見える。


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山居倉庫は裏の道が通れなかった。

 

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本間家の中は見れるようになっていた。


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戻ってきて酒田駅。この日は本当に晴天に恵まれた。

 

さて、酒田駅に戻ってきたのは14時半ごろ。本日のメインディッシュはまだ入線していなかった。そのため、お土産屋などで時間を潰す。

 

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本日のメインディッシュがやってきた。きらきらうえつの後継として19年の秋に登場した列車である。本日は夕方の南行に乗車し夕陽を楽しもうと考えた。

酒田駅発車は15:00。途中鶴岡で30分、桑川で29分停車して新潟まで3時間半で走破する。

酒田を出発しても海はまだ見えない。見えるのは平野が終わる鶴岡の先である。

鶴岡の30分停車は車内と駅構内を探索し乗ってからしばらくして海が見え始める。

笹川流れ区間を徐行し景色を良く見せてくれる。

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良い景色である。


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桑川駅にて。

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日本海と夕日のセットも悪くないと改めて思った。桑川駅の長時間停車で日本海と夕陽のセットが見れて心が洗われるような気分だった。

これを見ていたら29分なんてあっという間。もっと長く滞在したいという気持ちを押し殺して海里に乗り込む。

桑川を定刻で出発してからはあっという間。三面川を境に海から離れると村上。それからは越後平野の北の端を走る。


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夕暮れ寸前。この後すぐ暗闇になった。

新発田からは白新線に入り未だ田植えには遠い田圃の中を飛ばし新潟に18:31に到着した。


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11年ぶりの新潟駅だが何もかも変わっていた。


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楽しかった列車に感謝。

 

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夕飯は新潟名物のタレカツ丼にした。甘いタレとご飯の相性が良く大盛りにすればよかったと後悔した。

海里の乗車時に晴れてくれればと思っていたが今日は1日中晴れていた。なんなら今回の旅はほぼずっと天気が良かった。

 

4日目の旅程

山形発8:42 1427M 新庄行

新庄着9:52

新庄発10:15 155D 余目行

余目着11:01

余目発11:09 223D 酒田行

酒田着11:24

酒田発15:00 8852D 快速 海里 新潟行

新潟着18:31

 

<5日目>

今日も今日とて朝が早い。

6:44発で新潟を出発する。日曜日の朝、越後線を西へ向かう。非常に雲が低くどんよりしていたが問題ない。信濃川、関屋分水路を渡って西区へ。内野を過ぎると周囲が田圃に。約50分でまるで人名のような駅名である吉田駅に到着。

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スパナ?ナラクーバラ?


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国鉄感のある駅舎である。

吉田では30分の待ち合わせで弥彦へ。

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駅舎は神社をモチーフにしたような。駅から徒歩15分程度の弥彦神社へ。


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朝早いこともあり地域住民の人たちの散歩道になっていた。

 

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曇天の極みである。


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脇にもこのような神社が。


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巨大な銀杏の木の近く。遠くに大鳥居が見える。

 

駅に戻っても時間に余裕はある。駅にある小さな売店でお菓子を購入した。その後は駅の周囲を散策して時間を潰した。

10:05発の東三条行で折り返す。40分揺られて東三条に到着。乗り換え時間は短く10分の乗り換えで特急しらゆき4号に乗車。柏崎までをショートカットする。快適な特急とは50分でおさらばし、柏崎からは再び鈍行旅。犀潟ほくほく線に乗り換え。北海道・東日本パスはほくほく線も乗車できる。

 

犀潟からはほくほく線へ。かつての特急街道は今は1時間に1本普通列車が走るのみで非常に寂しい。くびき、大池いこいの森とよく聞く駅名を通り過ぎてる。うらがわらから雪が見え始めるとほくほく大島からは山形以来の雪景色に。屈指の難工事となった鍋立山トンネルを抜け、まつだい駅へ。

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まつだい駅は積雪がすごい。そして薬師峠トンネルを抜けて信濃川の流れる十日町盆地に入る。

 

12:59に十日町着。36分の乗車ながら景色がガラリと変わってしまった。


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高規格高架路線のほくほく線地方交通線である飯山線の対比はさながら新幹線と在来線のようであった。


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駅前でもこの積雪である。


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昼食はへぎ蕎麦


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海藻を使用しているらしく食べるとまた変わった食感が楽しめる。


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飯山線ホームからほくほく線ホームを望む。

 

そそくさと食べて十日町駅に戻る。十日町14:05発の列車は土日だけ越後湯沢まで運転する。赤倉トンネルに入り美佐島駅を通過。美佐島駅はいつか訪れたい駅の一つである。全長10kmの赤倉トンネルで魚沼丘陵を一気に抜け魚沼盆地へ。


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魚沼盆地も3月半ばだがこの雪である。六日町からは上越線に乗り入れ越後湯沢に14:41に到着。越後湯沢では今回のお土産を大量に購入して家に送りつけた。

 

越後湯沢からは上越国境を越える。16:53発の水上行に乗車。乗車率はかなり高く立ち客も出る具合であった。越後中里からは本格的な登りへ。一度ループして土樽駅。今年で着工から100年を迎えた清水トンネルを越えて群馬県に入ってすぐの土合駅は地上。再びループ線を通り湯檜曽川の谷に戻り湯檜曽駅利根川が合流して左岸に渡ると水上駅に到着。僅か40分ながら面白い旅となった。

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E129系。水上はまだ雪が残っていた。

 

もう東京は目の前である。17:45発の高崎行に乗車。

ここまでは楽しかったがもうその区間は終わり。疲労困憊であったため寝てしまった。

高崎までは1時間。高崎駅で下車するとムッとした温い少し不快な空気に包まれる。それもそのはず本日(3/13)の前橋市の最高気温はまさかの18℃。日が暮れた19時でも16℃もあった。本日昼間の十日町市は10℃で夕方の湯沢町も8℃しかない。関東平野と越後の気候の違いを身をもって感じたところで夕食へ。


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水沢うどん。流石に暑い(当社比)のでざるを。

もうこの旅行は終わりである。19:46発の普通で何度目か分からない高崎線を南下。グリーンは当然の使用だ。本庄、深谷、熊谷と市の中心部しか街がないところを通り過ぎ、鴻巣あたりから俄に住宅街が増え出す。大宮からは完全に市街という感じ。東京の着いたのは21:42。最終的に宿泊地に着いたのは23時少し前であった。

 

5日目の旅程

新潟発6:44 126M 吉田行

吉田着7:38

吉田発8:06 264M 弥彦行

弥彦着8:14

弥彦発10:05 8231M→231M 東三条

東三条着10:46

東三条発10:56 54M 特急 しらゆき4号 上越妙高行 

柏崎着11:43

柏崎発11:47 1332M 直江津

犀潟着12:22

犀潟発12:23 837M 六日町行

十日町着12:59

十日町発14:05 839M 越後湯沢行

越後湯沢着14:41

越後湯沢発16:53 1740M→8740M 水上行

上着17:34

水上発17:45 748M 高崎行

高崎着18:48

高崎発19:46 3938M 普通 平塚行

東京着21:42

 

<6日目>

疲労が蓄積していたため10時に出発。暑いこともありコートを家に送りつける。その足で東中野へ。

 

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とても美味であった。

 

昼食後は東中野から新宿→茅ヶ崎→小田原と乗り換えて箱根湯本へ。箱根登山鉄道で強羅へ。さらにケーブルカー、ロープウェイと乗り継ぎ大涌谷へ。

 

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太平洋も望める早雲山駅


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ブラタモリでロケしてた場所。締めで使ってた記憶。


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大涌谷の内部(?)13年前に来た時は硫黄でダメだったが今回は大丈夫だった。


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名物黒たまごを食べようとしたが5個セットの販売で流石に遠慮した。


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行こうとしたが土石流の影響で閉鎖されていた。


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芦ノ湖と富士山を望む。太陽がなぁ...


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富士山のみ。よく晴れていた。

 

大涌谷の1日の終わりは早い。バス停の横では16時くらいから蛍の光が流れ始める。慌ててお土産を購入。1本前がものすごい並んでいたこともあり発車15分前には並ぶ。が、すでに5人ほど並んでいた。

16:27発のバスは大涌谷を通る最終のバス。これ以降は車か下のバス停まで徒歩しかない。最終的な並び列は30人近かった。16:29に箱根園からやってきたバスが2分遅れて到着。ガラガラだった車内は一気に満員へ。

バスは大涌谷からは下るだけ。途中にヘアピンを挟みながらも早雲山駅、駅伝の中継で有名な小涌園からは駅伝のルートで山を下る。宮之下の富士屋ホテル、大平台のヘアピン、函嶺洞門をバイパスで抜けると箱根湯本である。この時点でバスは15分遅れ。予定していた小田原発17:35のこだまは諦めるしかなかった。渋滞は入生田駅近くまで続いた。結局小田原駅に着いたのは新幹線の出発時刻である17:35。20分遅れである。(そもそも土日の箱根のバスに定時運行を要求するのも無理があった)

 

気を取り直して小田原を発ったのが18:02のこだま。浜松まで1時間。真っ暗で何も見えない。三島、新富士、静岡、掛川と待避設備がない熱海以外の全駅で待避し浜松に着いたのが19:19。友人と7年ぶりに再会し晩飯へ。

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沼津魚河岸寿司で寿司を食べる。桜エビと生しらすの軍艦が非常に美味であった。

しかし、私は京都まで帰らねばならない。近況報告なども早々に切り上げ店をでた。時間がある時に来いという友人に対しお前が京都に来いとしか返せず新幹線に飛び乗った。

20:31発のひかり659号が今回最後の長距離を移動する列車。車内はガラガラ。名古屋からは全駅に停車し京都に着いたのは21:49。1時間なら十分近い方だと感じた。

 

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京都駅。

 

帰宅したのは23時過ぎ。濃厚な旅行であった。

 

<感想>

かなり高くついた印象。次は安く旅行したいな。